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本日12月13日にBリーグから2021-22シーズンのクラブ決算が発表されました。
それに伴い去年作成したコート人件費効率表を今年版に更新しました。
ここでいうコート人件費効率は「平均勝ち星額に対してのコート人件費」になります。
つまり「1勝にいくら掛けたか」「それは平均的な勝ち星額に対して多いか少ないか」を測る指標です。
「お金を掛ければ勝てる」のは当たり前で、その額がいかに適正か、GMはコスパよくリクルートできたかを見る指標としてご活用ください。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1ZX2m6aHNmtX1ynSYZCfLm3ozU_LKjkhaxkis-F85cDI/edit?usp=sharing
B1
コート人件費TOPは琉球の317%、6億の人件費で49勝をたたき出しました。
次点の信州の効率は211%なので断トツのコスパの良さになりました。
その後も100%超えが多く22チーム中15チームが100%超え、人件費効率が100%近くになるのは14勝を3億の人件費で上げた京都(99.98%)になります。
効率最下位はA東京で75%人件費10億に対して39勝、本来10億掛ければ49勝近くとれる計算になるので、効率の面では悪く、ケガもあり、難しいシーズンになりました。
全体を見て取れるのは、100%超えが多いことから選手の質が上がっており、コート人件費のコスパがよくなっていることが挙げられます。
B2
B2のコート人件費TOPは香川で127%。1.5億で36勝を勝ち取りました。
次点はFE名古屋で83%、2.3億で42勝。
最下位は59%で福岡、20勝を1.8億で勝ち取りました。
プレイオフに進出した西宮、熊本、越谷も人件費効率で見ると71~59%と低くなっており、B2の人件費の高騰が見て取れます。
この傾向が22-23シーズンも踏襲されるとなるとGMの手腕よりマネーゲームの様相が強くなりそうです。
あくまで独自で出した数値ですが、いろいろと傾向が読み取れて面白いのでぜひリーグ観戦のお供に眺めてみてください。