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21-22シーズン終了後、早々に13/14名の選手が自由契約選手リスト入り。
HC、AC、マネージャー、トレーナーも全員契約満了と「世は大解体時代」と言わんばかりのビックリ人事を発表したアースフレンズ東京Z。
そこから約1か月経ち、球団初のGM職の就任と、徐々に22-23シーズンの選手契約も発表されてきたので、まとめていきたいと思います。(背番号は21-22シーズンのものを充てています)
- 1. 球団初!GM配置
- 2. HC決定!!
- 3. 選手雑感
- 3.1. #1 イライジャ・トーマス(3年目・海外リーグから移籍)
- 3.2. #2 栗原翼(特指込み4年目)
- 3.3. #3 大矢 孝太朗(3年目・B1新潟アルビレックスBBから移籍)
- 3.4. #6 藤岡昂希(9年目・B2青森ワッツから移籍)
- 3.5. #7 レジナルド・ベクトン(14年目・B1横浜ビー・コルセアーズから移籍)
- 3.6. #9 岡島和真(特指込み2年目・ルーキー)
- 3.7. #11 ルブライアン・ナッシュ(8年目・仙台89ersからの1年越しの移籍)
- 3.8. #21 鎌田隼(1年目・ルーキー)
- 3.9. #31 城宝匡史(18年目・愛媛オレンジバイキングスからの移籍)
- 3.10. #45 鹿野 洵生(12年目・FE名古屋からの移籍)
- 3.11. #64 井手 優希(2年目・B3山口ペイトリオッツから移籍)
- 3.12. #88 木村啓太郎(8年目・B2バンビシャス奈良から移籍)
- 3.13. 練習生 香東 博也(昨年はABA、アトランタストームに在籍)
- 4. 余談
球団初!GM配置
今回アースフレンズ東京Zの山野代表は、チームの浮上の為に役割・権限・責任を一層明確にする必要があると判断したとしてGM職を設置、バスケットボールに詳しいものを登用するとして、
元香川ファイブアローズHC(17-19)の衛藤晃平氏の就任を発表しました!!
衛藤氏自身は18-19シーズン以降、4シーズンぶりのバスケットボール業界復帰。
最後に率いた18-19シーズンの香川は19勝41敗でB2全体16/18位でした。
勝利数は少ないものの、当時の上位チームの信州・島根・西宮・FE名古屋などにも勝利し、
東京Zに対しても1勝1敗の記録を残す、ハマれば強いチームを率いていました。
今季は山野代表より30勝という高いハードルを乗り越えることを求められている中、
今のところ、HC時代の香川で共に戦った#6藤岡選手、#88木村選手をリクルートして、ベテランの補強を行いました。
初のいわゆる業界人のGM職、厳しい立場ではありますが、頑張ってほしいところです。
詳細な本人・代表からのコメントはこちら
GMについての解説記事はこちら→:GMの役割と責任とは
HC決定!!
福岡で2年、ACとアシスタントマネージャーを経験、その後富山でアナリスト兼スクールコーチという異色の肩書で2年活動、熊本で2年ACを経験して晴れてのHC挑戦。
サポートする側から、サポートされる側への意識の切り替えと、アナリスト経験をサポートできるスタッフ陣がいるかいないかが注目のところ。
雑感はいい人そう。故に思いつめないでね…とはおもう。HC経験のある衛藤GMにも相談しつつ何とか勤め上げてほしい。
アシスタントコーチ 久川貴之(相模原プロセスより移籍)
橋爪HCと同時期に熊本にも在籍していたこともあり、上の役割を担えることから、コンディショニングなども含めてチームの全体的なマネジメントの要になりそう。倒れないでね!!
マネージャー 髙栁美咲
アドバイザー トーマス・ウィスマン(B1・群馬クレインサンダーズから移籍)
越谷の安齋アドバイザーとはBリーグ初年度の栃木ブレックスでの師弟関係にあり、
その辺も注目していきたい。
あとコロナかからないでね…高齢だから…
選手雑感
#1 イライジャ・トーマス(3年目・海外リーグから移籍)
インサイドの左手しか使わないことが吉と出るか凶と出るか
#2 栗原翼(特指込み4年目)
特別指定選手時代を含めると4年目、現時点で契約した選手の中では最古参の選手になりました。
(まだ25なのにね…)
フィジカルの強さと身体能力の高さが特徴の見てて楽しいガード。
プロ入りしてからPGに転向したのもあり、ゲームコントロールについてはまだまだ経験不足感が否めないものの、シーズンを経るごとに武器を増やして、プレイタイムを伸ばしています。
特徴のフィジカルの強さを活かして、佐賀の外国籍ガードのレイナルド・ガルシア選手を守り切り、シュートをブロックするシーンやチームメイトの増子匠選手が欠場した際はオフェンスをけん引するなど、1on1の攻守に関しては目を見張るものがあります。
もう一段レベルアップして外国籍のヘルプディフェンスをかわす、パスをさばく能力や、ゲームコントロールのスキルを身に着けて自身の得点とのバランスが取れれば、ゲームを支配できる存在になれるのもあり、期待の3年目です。
#3 大矢 孝太朗(3年目・B1新潟アルビレックスBBから移籍)
アスフレにとっては久しぶりの東海大出身の大型フォワードである。井手選手も所属していたJR東日本秋田ペッカーズに3年所属後20-21シーズンより2年間新潟でプレイをした。
プレイタイムは平均6分と少ないものの、勝負所でも出場機会を得ていたため主にDFの期待が高かったと思われる。
3Pは38%を記録しているが試投数が21本と少ないため、PTや試投が増えた際に確率が落ちないように体力づくりは期待したい。
3Pも打てるが、ハンドリングも悪くないため、ドライブインもできるように見えた。
オンコートのメンバーによって役割を柔軟に変えられる万能性を期待したい。
個人的にはこのサイズでこのスタイルであればトムホーバス体制の日本代表を狙えると思うので、B2を支配して存在感を出してほしい限りである。
検索したらYouTubeが出てきたので貼っておく。
#6 藤岡昂希(9年目・B2青森ワッツから移籍)
香川時代からなぜか気になるフォワードプレーヤー。
スタッツはやや低いものの、ミスが少ないのが印象の選手。
長身を活かしてウィングを守ってほしいところ。
得点しようと思えばできると思うので、若手をうまくカバーしつつ、
ゲームの流れをもっていかれないように得点やディフェンスするのを期待。
#7 レジナルド・ベクトン(14年目・B1横浜ビー・コルセアーズから移籍)
#9 岡島和真(特指込み2年目・ルーキー)
高校をオーストラリアで過ごし、B1三遠ネオフェニックスのU18に所属しながらTOPチームに練習生として参加。昨シーズン途中からプロにこだわりアースフレンズ東京Zと契約。
昨シーズンはロスター事情もあり、プレイタイムを勝ち取り出た少ないチャンスで得点やアシストなど数値をしっかりと残した。
自身の身長がバスケ選手の中で小さいことを自覚しており、その弱みをカバーするフットワークは攻守ともに注目ポイント。
特にプルアップジャンパーを打つ前のドライブフェイクと足さばきは注目してほしい。
#11 ルブライアン・ナッシュ(8年目・仙台89ersからの1年越しの移籍)
20-21に仙台でプレイするもアキレスけん断裂で途中契約解除。
21-22は海外でリハビリに努めたようで、ハイライトを見る限り得点力は健在そう。
ケガとコンディション調子に細心の注意を払ってオフェンスの要になってほしい
#21 鎌田隼(1年目・ルーキー)
THE・謎ルーキー!!鎌田真選手(現越谷)のお兄さんらしく現在24歳。195ながらウィングらしい。
ポートランド大学に在学していたらしいが、検索しても出てこないことと、直近2年の消息が不明なのが不思議なところ。真選手が茨城にいた時に顔出していたらしくファンからはKevinと呼ばれている。(ミドルネームがKevinらしい)
どこから見つけてきた人材か全くわからないが、公式さんは早々に公開練習かインタビューなりで何者かを明らかにしてほしいところ。
追記:ロングスリーを見て欲しいとのこと(9/3開催アスフレ発表会コメントより)
#31 城宝匡史(18年目・愛媛オレンジバイキングスからの移籍)
反面コンディション不良が多く、欠場も目立ったため、戦力としての安定感には欠ける
今季のサイズアップと若手の脚力についていけるか、采配に期待。
#45 鹿野 洵生(12年目・FE名古屋からの移籍)
我らがお友達、FE名古屋からの移籍。(来ると思ってなかった)
21-22シーズンは層の厚さもあり、プレイタイムは大幅に減らしていたが、それでも3Pが37.1%という高確率で決める、出たら仕事するマン。
ちなみに21-22のアスフレ戦では11点12点とぼろ儲けしていらした。
ミスが少ないのが特徴で、シュート比率のほぼ3Pというアウトサイド特化の選手である。
なお木村選手とはFE名古屋時代に一緒であり、木村選手の暴走を止める役だったそうだ。
個人的には鹿野選手の暴走も観てみたい。
#64 井手 優希(2年目・B3山口ペイトリオッツから移籍)
地域リーグのJR東日本秋田ペッカーズに在籍後、1年空いての21-22シーズンに山口ペイトリオッツと契約した26歳。
21-22のスタッツを見る限りは得点能力に長けたガードで3Pシュートよりリムアタックやジャンプショットで得点を稼ぐタイプのもよう。3×3にも参戦しているため、フィジカル面は期待できる。
プレイタイムが伸びるにつれてターンオーバーも増えているため、その辺りのリスクマネジメントを伸ばしてほしいところ。
#88 木村啓太郎(8年目・B2バンビシャス奈良から移籍)
細身のガードながら、昨シーズンは平均8得点で3Pは39.6%、AST/TO比は2.3と主力を担えるガードになる。
安定的に10得点を取ってくれるととても心強いのと、同じく身長がアンダーサイズの岡島選手に伝えられるものを伝えていってほしい。
練習生 香東 博也(昨年はABA、アトランタストームに在籍)
身長と年齢的に海外挑戦を諦めたのか、帰国した模様。いつまで練習生かは不明だが、契約取れるといいね。
余談
香川ファイブアローズに、久岡選手とかつて在籍した輪島選手(ACとして)、カイルリチャードソン選手(帰化前提の練習生として)
B3立川ダイスに、坂井レオ選手、かつて在籍した尾形クニタツ選手
B3横浜エクセレンスに、増子選手、かつて在籍した西山選手
が移籍した。
関東圏にお住まいの方は、立川・横浜比較的近いと思うので、気になる方はぜひ応援しに行ってほしい。
現在はここまで!!随時更新します!!